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ショーケース

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2026-05-07

吉田屋紫陽花中皿

直径21.9cm 高さ3.4cm

吉田屋窯は文政7年(1824年)、加賀国江沼郡九谷村で再興された九谷焼の一つです。古九谷が絶えて約100年後、九谷焼の再興を目指し金沢の春日山窯、小松の若杉窯など次々と窯が起こった中で、とりわけ人気の高い窯です。古九谷の強い筆致に比べると雅趣があり絵付けが綺麗なのが特徴で皿、鉢などから茶道具、文房具にいたるまで生活の需要にこたえるように様々なものが作られました。

この輪花型の中皿は青手古九谷を意識しており、見込みに描かれた青と紫の紫陽花を斜めに分ける檜垣文という構図が目新しく、一番の見どころとなっています。黄釉が掛けられた縁には矢羽根文が巡り、高台内には緑釉の角福印が見られ、キリリとした高台をしています。全体の発色が良く、瀟洒で丁寧な絵付けに重厚感のある器体が手に取ることで感じられます。