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ショーケース

ショーケース

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2024-07-01

赤絵宝尽文竹節火入 茶碗ニモ

幅10.5×奥行10.1×高さ8.2cm

「南京赤絵」は、明時代末期から清代初期の17世紀前半~後半にかけて景徳鎮民窯で焼成された、白磁に赤・緑・黄・紫・青色の五彩を用いた磁器です。南京とは中国を意味する言葉として使われており、日本からの注文により古染付と同じ粗製白磁を用いて、茶碗や花入、また鉢、皿、徳利などの食器類が焼成され、輸出磁器として多くは日本や西欧へ持ち込まれました。
やや扁平し、胴にぐるりと竹の節を模した意匠が効いた、シンプルな絵付けの火入です。口縁付近には割菱文、胴下部には宝尽文、高台付近には草花文が染付と緑、呉須、赤絵にていずれもさりげなく描かれますが、白磁を基調としたすっきりした意匠のため、涼しげに感じられます。南京赤絵らしい雅味もあり、火入としても、薄茶の茶碗としても活躍してくれます。