toggle

ショーケース

ショーケース

#
2024-07-01

藍紅毛手付盃 茶器ニモ

口径5.5×高さ5.3cm

「オランダ」は江戸時代を通じてオランダの東インド会社より舶載されたオランダを主産地としたヨーロッパの陶器の総称です。古美術においては、「阿蘭陀」、「和蘭陀」、またヨーロッパ人の髪の色から「紅毛」とも表されてきました。香合、水指、花入などの茶道具は評価が高く、茶人による見立ての他、日本からの注文品も多く作られました。
元々当時大変貴重だった紅茶を飲むカップとして作られた本品は、デルフトの飾り皿のように風車や花、幾何学模様等、西洋のデザイン感覚が感じられる絵付けです。ヨーロッパの陶器特有の柔らかな質感もあり、会席において猪口として使ってみると目新しく洒脱な雰囲気になりそうです。茶人が見立てたのでしょう、桑材の蓋が添い、替茶器としても活躍できますね。