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ショーケース

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2024-06-04

瀬戸唐津茶碗「和歌浦」

直径15.3×高さ6cm

瀬戸唐津は、砂混りの白土に長石釉が掛かった唐津茶碗で、美濃焼(志野)の釉薬を以って作られました。江戸時代初期、美濃の陶工らの唐津来訪があり、志野や織部など美濃の作調が唐津諸窯に取り入れられたと言われています。
高台から口まですんなりと広がった、姿形の整った作振りの茶碗です。見込みに目跡が4つ残り、高台まわりを残して長石釉が掛かって、大小の貫入があらわれています。高台は低く素直に削り出され、ざんぐりとした土味のある高台内には縮緬皺があり、固く焼き締まった印象です。
瀬戸唐津らしい落ち着いた味わいが風炉の濃茶碗に適しており、その白釉の端正な姿から、「和歌浦」の銘が付けられています。