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ショーケース

ショーケース

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2024-05-04

刷毛目茶碗

直径13.3×高さ5.3cm

刷毛目茶碗は朝鮮王朝時代の粉青沙器(ふんせいさき)の種類名称のひとつで、15~16世紀に朝鮮半島にて焼成されました。鉄分の多い土に白化粧土を掛けており、作調によって「三島」「刷毛目」「粉引」と呼び分けられます。
手になじむ小ぶりで優しい雰囲気のこの茶碗は、灰色の胎土に純白の白土を、外には一条ほど、内には勢いよくたっぷりと塗りつけています。見込みだけ敢えて白釉が掛けられておらず、それが翻って円相/月にも見えてくるような、味わい深い景色をしています。
蓋裏には、遠州流11世小堀宗明筆の和歌色紙「月ごとに 見る月なれど この月の こよひの月に似る月ぞなき」があります。