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ショーケース

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2024-01-01

交趾銭亀香合

幅5.1×奥行4.2×高さ3.4cm

交趾焼は明時代末期から清代にかけて、中国南部・福建省で作られた三彩のやきものです。「交趾」という言葉自体はベトナム南部を指し、茶人に茶道具として取り入れられる中でとくに好まれた代表的なものが香合になります。江戸時代後期になると『形物香合相撲』の番付が作成されますが、交趾香合は染付、祥瑞、青磁などと並び、格の高いものとして珍重されてきました。
亀が首をとても長く伸ばし、後向きに振り返っている様がとても珍しい銭亀香合です。蓋は茶紫色、身は萌黄色と発色の良いツートーンが潔く、身は菊花形で、亀に菊と縁起の良いおめでたい形なのも嬉しいところです。
番付では東第四段第四位、昭和16年発行の京都美術青年会発行「形物香合図鑑 第一編」に掲載されています。