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ショーケース

ショーケース

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2022-08-06

朝日茶碗「後の月」

幅13.1cm
奥行12.6cm
高さ7.5cm

 
 
朝日焼は、江戸時代前期に京都府宇治市の朝日山付近にて鹿苑寺の鳳林承章(1593-1668)らの注文により茶碗や茶入が焼成されました。遠州七窯の一つとして数えられ、小堀遠州の好みを反映した作行きが特徴です。全体的に青みがかったマットな褐色釉が掛かり、素朴でゆったりとしたお茶碗です。なだらかで優美な曲線を描く胴には連続した彫文が横筋状に表され、波が重なる文様のような篦目が特徴となり、全体を引き締めています。
蓋裏には藤原清輔の「暮れの秋 月の姿は見えねども 光は空に満ちにけるかな」の和歌が添い、素朴な一碗に宿る魅力をより一層引き立てているようです。

 

朝日茶碗 朝日茶碗
朝日茶碗
 朝日茶碗