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ショーケース

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2022-07-05

御本茶碗「玉水」

Φ12.5cm
高さ8cm

 
 
御本茶碗の「御本」とはお手本という意味で、桃山末から江戸初期頃に朝鮮半島の釜山窯で作られました。型紙や下絵(=御本)をもとに、茶人の好みの注文品が作られたことからこの名が付いています。
本品は低くおとなしい高台からゆったりと丈高く立ち上っており、その姿は風格を備えています。釉薬を掛け分けた淡青味と淡赤味のむらむらとした景色が美しく、釉膚には鹿の子と呼ばれる淡い紅色の斑点が現れます。
銘である「玉水」は「玉川」の意です。古歌の歌枕として詠まれる六つの「玉川」のうち、旧東海道沿いの萩の名所として知られる「野路の玉川」から、茶碗の景色である淡紅の斑紋が「萩」を連想させ、そう名付けられたのかもしれません。

 

玉水 玉水

玉水
 玉水

玉水