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ショーケース

ショーケース

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2022-05-01

躑躅蒔絵平棗

やや深めな平棗で、漆黒の器体全体に生命力溢れる躑躅(つつじ)を金、銀、青金を用いて研ぎ出し蒔絵で描いています。
蓋を開けるとそこには沢山の千鳥が優雅に羽ばたき、身の立上り、畳付きの碁笥底の中に至るまで丁寧に躑躅蒔絵を施し、細部にわたる気遣いが伝わってきます。
長年の時が蒔絵の金銀に落ち着きのある雅味をもたらし、所々に透けてみえる漆の赤味と相まって、なんとも言えない味わい深さを纏っています。
夏の躑躅、冬の千鳥、春秋蒔絵ならぬ夏冬蒔絵になっているのも面白いですね。

径6.5㎝×高さ6㎝