2026-09-01
9月の茶花
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▼花
杜鵑草(ほととぎす)
秋海棠(しゅうかいどう)
秋明菊(しゅうめいぎく)
水引(みずひき)
屋久島芒(やくしますすき)
▼花入
籐組手付籠 池田瓢阿作 不昧好所持写
長月に入っても残暑厳しい日が続きますが、ふと聞こえる虫の音や庭に生える草木の変化に確かに秋の気配を感じます。9月は重陽や月見などの年中行事に加え、各地で行われる秋祭りなど楽しみの多い季節です。
秋海棠や秋明菊に秋の訪れを感じるままに、池田瓢阿作の籐の籠花入に5種の茶花をたっぷりと入れました。花入は丁寧に編まれながらもざっくりとした雰囲気が可愛く、なるべく手の内に収まるように心掛けました。
「秋海棠」はシュウカイドウ科の球根植物で、もとは中国原産で日本には寛永年間に渡来したとされ観賞用として栽培されてきました。鋸歯のある大振りな葉とチラチラとした可憐な花が特徴的で、野性味と上品さを兼ね備え籠花入との相性が良いように感じます。「秋明菊」はキンポウゲ科の多年草で、その名は菊に似た花が秋に開花し爽やかに見えるという意味だと考えられています。高さ50~80cmの茎が上部で枝分かれした先に、日本的な渋さのある花が咲きます。白色、淡紅色、桃色の花色があり、秋の茶花として広い用途があります。













