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過去の茶花

過去の茶花

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2024-02-14

3月の茶花2

▼花
月照(げっしょう)
鶯神楽(うぐいすかぐら)

▼花入
瀬戸鶴首花入

 

寒の明けを祝う気持ちで、瀬戸の花入にやや開きかかった月照とまだ蕾の残る鶯神楽をいれました。
手に少し余るほど小ぶりな掛花入に合わせ、花も枝もしおらしい雰囲気でまとめます。

「月照」は一重の中輪筒咲きで、「白八朔」に似て白い花はやや青みがかっています。整然と揃った花芯を持ち、葉艶は良く、肉厚で黒緑を帯びて、花と葉のコントラストが美しい品種です。愛知産で、冬頃から咲き始め、春前まで長く茶花として楽しめます。
「鶯神楽」はスイカズラ科の落葉低木で、北海道南部・本州・四国の山野に生え庭木にもされます。鶯が隠れる木”鶯隠れ”が転訛したとも、鶯が木にとまってはねる様子が神楽に見えるとも言われています。早春には先が五裂した薄紅色の小さな花が付き、暖かい春がもう間近にきていることを教えてくれます。