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過去の茶花

過去の茶花

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2024-01-19

2月の茶花2

▼花
関戸太郎庵(せきどたろうあん)
鶯神楽(うぐいすかぐら)

▼花入
清水久嗣作 褐釉象耳花入

 

薄桃色で温かみのある椿「関戸太郎庵」と蕾が少し膨らみ始めた自然な枝ぶりの「鶯神楽」を、春の気配を待ち侘びた思いで取り合わせました。

「関戸太郎庵」は桃色の一重中輪、筒咲きの椿です。江戸時代中頃の茶人、高田太郎庵にちなんで名付けられた名花であり、尾張の豪商関戸家を経て、現在愛知県犬山市の常満寺に古木があります。
「鶯神楽」はスイカズラ科の落葉低木で、ウグイスの鳴く頃に咲くからの名だと言われますが名の由来は明らかではありません。茶花では芽の固い枝を椿に添えて使われます。早春には先が五裂した薄紅色の小さな花をつけ、楚々とした雰囲気を纏います。