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過去の茶花

過去の茶花

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2023-01-07

1月の茶花

▼花
曙(あけぼの)
白梅(はくばい)

▼花入
古銅耳付細口

 

新しい年を迎えると、正月を慶ぶ初釜が催されます。茶道の各流派の御家元の初釜をはじめ、全国各地の茶人により寿ぎの釜が懸けられます。

葉付きの良い「曙」に一分咲きの「白梅」を添え、厳かなおめでたい雰囲気を表しました。
「曙」は初春を告げるにふさわしい名前で、白に限りなく近い桃色が品良く、温かみあることから特にこの時節に好んで用いられます。「梅」は「松竹梅」の一つでもあり、他の花に先駆けて咲くことから武家にとって大切な花として扱われ、寒さを乗り越えて良い香りを発することから高雅な花の一つとして数えられます。「白梅」は枝の高さを意識して入れ、根元には同様に上に向かって開く曙を添えました。