3月の茶花2
▼花 羽衣椿(はごろもつばき) 鶯神楽(うぐいすかぐら) ▼花入 古銅柑子口花入 古銅柑子口花入に、冬から春にかけて主役であった椿である「羽衣椿」と花と葉が踊るような「鶯神楽」を添えて、春への思いをまとめま …続きを読む >
3月の茶花
▼花 白牡丹(しろぼたん) ▼花入 青磁筍 3月に入ると次第に日差しの明度が変わり、温かくなり始めます。静かだった山あいも少しずつ賑やかに、春が間近いことを教えてくれるようです。 淡青色が美しい青磁花入に、 …続きを読む >
2月の茶花2
▼花 一休(いっきゅう) 鶯神楽(うぐいすかぐら) ▼花入 瀬戸瓶子 春を待ちわびる気持ちで、まだ蕾の硬い一休に、踊るような枝ぶりの鶯神楽を、もともとは酒器であった瀬戸の瓶子に添えました。 「一休」は一重の …続きを読む >
2月の茶花
▼花 曙(あけぼの) 白梅(はくばい) ▼花入 古銅耳付太鼓胴花入 2月に入り立春を迎えると、本格的な寒さはまだまだ居座るものの、木々の芽は次第に膨らみ始めます。早春の花として、曙椿を根締めとし、数々ある蕾 …続きを読む >
1月の茶花
▼花 水仙(すいせん) ▼花入 古銅尊式 新しい年を迎えました。お茶席では年の始めを祝う「初釜」が催され、各流派の御家元をはじめ、各地の茶人により寿ぎの釜が懸けられます。晴れやかでお目でたい席であり、襟を正 …続きを読む >
1月の茶花2
▼花 曙(あけぼの) 淡紅梅(たんこうばい) ▼花入 青竹輪無二重切花入 表情豊かな輪無二重切の青竹に、ほのかな薄桃色をした「曙」と、枝ぶりがすっきりとして気持ちのいい「淡紅梅」を整えて入れました。 「曙」 …続きを読む >
12月の茶花
▼花 太神楽(だいかぐら) 木大角豆(きささげ) ▼花入 砂張角木写 12月に入り、慌ただしい毎日とともに一年の暮れ、名残を楽しむ歳暮の風趣が茶席に織り込まれていきます。 背の低い砂張角木写の花入に、太神楽 …続きを読む >
12月の茶花2
▼花 白嶺(はくれい) 蝋梅(ろうばい) ▼花入 古銅柑子口 たっぷりとした古銅柑子口花入の趣に合わせ、丸々と大きめのつぼみと艶やかな葉をもつ白嶺、そしてまだ蕾の固い蝋梅を、枝ぶりを活かしながら整えました。 …続きを読む >
11月の茶花
▼花 西王母(せいおうぼ) 満天星(どうだんつつじ) ▼花入 青磁稚龍耳花入 少しずつ里の木々も紅葉、黄葉、落葉していく11月。茶の湯では「炉開き」を迎え、茶席の花は草花から椿などの枝ものの侘びた雰囲気にな …続きを読む >