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ショーケース

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2021-06-09

青磁尊式花入

口径13.2 高21.8 cm

青磁は鉄を呈色剤に用いた還元焼成により青磁釉と呼ばれる淡青や淡緑の発色をした磁器で中国を主とした東アジアで焼造されました。平安時代頃には官用や砧青磁などの優品が皇帝への献上品として伝わりました。茶の湯では砧、天龍寺、七官と時代別に分類され品格のある姿や格調高い釉色が喜ばれます。本品は明時代に龍泉窯にて焼成された青磁花入で尊式と呼ばれる青銅器の「尊」の姿を倣ったことが分かります。ラッパ状の広い口に胴を細く絞り陰刻により花唐草文様が浮かび上がります。シンメトリーな姿は床の間の映りがよく口の際まで水辺が見えるので一層清々しさを演出してくれます。たっぷりとして安定感が良く「尊」はもともとお酒を入れるための器だったというのも親しみを持たせてくれます。