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ショーケース

ショーケース

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2021-05-14

古染付瓜形向付 10客

 

径18.8×10.6 高3.5 cm

瓜の中には山水舟人物、鳥文様が描かれ、濃淡を巧みに使った絵付けには落ち着いた趣きが感じられます。古染付は明時代末期の天啓年間(1621-27)前後に日本からの注文により景徳鎮の民窯で制作されました。その図柄や形は多種多様で、自然の動植物から故事逸話まで当時の日本人の好みを表しています。ヘタから葉のなびく様子まで器にしており、遊び心のある瓜の中には文人の愛した高雅な世界が存在しています。裏に表された筋文も気が利いており、腰に段をつけることで扱いやすようになっています。また料理の盛り付けがしやすいように、余白を活かしているのも心憎いところですね。雅味のある向付として10客揃っているのも嬉しく、大粋人として知られた大阪の両替商・平瀬家伝来の一品です。