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ショーケース

ショーケース

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2021-05-14

砂張釣舟花入

径30.8×14.6 高12.5 cm

釣舟は風炉の時期によく使われる花入の一つで床の間の鎖から下げて使う様子はいかにも軽やかで涼し気な雰囲気をしています。左右の先端を沓のように抱え込んだ整った形に、上下部ともに緩やかな段状をつける面白い姿をしています。口の周囲には魚子文が彫りで入り気の利いたアクセントになっています。また砂張特有の肌合いと柔らかな曲線美は優雅でいて上品な印象をあたえます。広間の床の間にも十分使用できるサイズ感が嬉しく種々の草花を流れるように入れることで一層涼やかさを演出してくれますね。釣舟花入らしく内箱蓋裏には「来ぬ人を松帆の浦の朝霧に焼くや藻塩の身もこがれつつ」の歌銘が記されています。