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ショーケース

ショーケース

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2020-12-11

粟田焼扇面向付 5客

径26.8×11.8 高2.5 cm

粟田焼は京都市東山区の粟田口一帯に所在した窯場を指し、地名から粟田口焼とも称されます。江戸時代初期に瀬戸の陶工三文字屋九右衛門が青蓮院領内に窯場を築いたことが始まりとされ、茶の湯で珍重された唐物茶入や高麗茶碗の写しを焼成し、18世紀初めには古清水最大の窯場として活躍し、明治維新後は海外貿易に活路を求め京薩摩を多く輸出したことで知られています。扇面の形に広がった器の上に、水(渦)紋を散らして表します。型により成形された中に食器として使いやすいように工夫が凝らされ、分けて盛り付けるのも楽しみの一つです。末広がりの縁起の良い器に盛りつけることで気持ちのうえでも良い一年が迎えられそうですね。