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ショーケース

ショーケース

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2020-03-04

色絵阿蘭陀徳利

巾9.7 高17.0 cm

オランダの東インド会社によって日本にもたらされたヨーロッパの陶磁器を紅毛(オランダ)焼と呼んでいます。この徳利は片手で持つのにしっくりとくるサイズ感で、いわゆる瓢箪の形をしており、口縁から高台にかけて一貫していびつながらも、丸みを帯びた八角形をなしています。やや青みを帯びた白い釉の上に緑、黄、赤、青の4色を使って柔らかな色絵が描かれており、瓢の下の段には色とりどりの花や蕾が、中段には垣根を描き、口廻りにはぐるりと葉っぱのような不思議な模様が描かれています。なんとも言えないその温かみのある絵は、疲れた心に癒しを与えてくれます。花の咲いた絵があるこの徳利でお酒を注ぎ交わせば、お話にもきっと花が咲くことでしょうね。徳利以外にも花入として使ってみても面白いかもしれません。