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ショーケース

ショーケース

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2020-02-01

膳所水指

胴径18.2 高14.8 cm

膳所焼は江戸時代前期に現在の滋賀県大津市にあった膳所藩領内で焼かれました。鹿苑寺住持、鳳林章承の日記『隔冥記』には記録がたびたび表れ、小堀遠州や堂上茶人、幕閣茶人による切型や好みに応えた焼成を行っていました。また遠州七窯の一つに数えられ、光沢のある鉄釉に飴釉が施され当時の瀬戸・美濃焼の影響を強く受けています。轆轤技術に卓越しており芋頭を倣ったたっぷりとして端正な姿は本品の魅力ともいえます。前後には飴釉が青白く光り、優美な景色をあたえています。芋頭は畳に置いても使用でき、棚に載せても他の茶器とも重ならず落ち着いた美しさを添えてくれます。