toggle

ショーケース

ショーケース

#
2020-02-01

青磁丸耳花入

胴径9.7 高23.9 cm

青磁は鉄を呈色剤に用いて還元焼成を行い、青磁釉と呼ばれる爽やかな色合いを表します。茶の湯では南宋時代の砧青磁をはじめ、天龍寺、七官など時代や作行きを変えながら日本にもたらされました。真の花入として古銅と並び格の高い位置付けをされ、その優雅で整った姿は古来より茶人を魅了してきました。ふっくらとしたした胴の曲線が美しく、鶴首のようにまっすぐ長く立上り両側に耳が付いています。台座を含めシンメトリーに作られた器形のなかに小振りの丸耳が愛嬌を添えていますね。また頸と胴のあいだに「飛青磁」とも呼ばれる鉄斑文があらわれるのも嬉しいところです。地紋のないところがより一層花入の造形を魅力的に表し、品のよい花を楚々と入れたいものです。