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ショーケース

ショーケース

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2020-02-01

朝日茶碗

 

口径11.3×10.8 高8.7 cm

朝日焼は、江戸時代前期に京都府宇治市の朝日山付近にて鹿苑寺の鳳林承章(1593-1668)らの注文により茶碗や茶入が焼成されました。遠州七窯の一つとしても数えられ、小堀遠州の指導によるものと云われています。轆轤目がしっかりと付き薄く成形され、高台に至るまで緊張感を持って作られた姿は美しいとまでいえます。前押しと呼ばれる正面を少し窪ませた姿は茶碗に抑揚をあたえ、白釉が重なり重厚な趣をしています。高台は高く削り出され、キリリとした箆使いは手に取ると心地よくおさまります。名工の手による御茶碗はいかにも綺麗さびの姿を表しています。小振りで気の利いた薄茶碗としてさらりと用いたくなりますね。