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ショーケース

ショーケース

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2019-11-08

名越浄味 蒲団釜

胴径27.1 高15.3 cm

名越浄味は、名越家11代善正の長男で、京・名越家の初代「三昌」、「古浄味」として知られています。口から平たく緩やかに広がり、その優美な姿はいかにも京釜が持つ洗練された優美な印象を与えます。なだらかな肩には優しい遠山(摘み)の鐶付が付き、立口の周囲には三重線が表されます。優しい姿に合うように鐶付きや地紋が配慮され、雅やかな雰囲気さえ感じられます。口の地紋が全体を引き締める役割を果たしており、デザイン性を含め主張し過ぎない姿は名工と云われる所以です。蒲団釜は平丸釜の一種で、背が高く胴が膨らんでいるのが特徴とされており、一説には蒲団に包んで大事に扱ったことからとも云われてます。門人には西村九兵衛がおり、下間庄兵衛の極め書が添っています。