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ショーケース

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2019-10-04

井戸脇茶碗「みなの河」

口径15.4 高7.4 cm

井戸脇は、井戸茶碗に似た特徴を持つ高麗茶碗の種類名称の一つです。白味をおびた釉薬が全体に掛かり、大振りでいてやや薄手に成形されています。口縁から胴にかけてうっすらと透明釉が緑色に表れ景色となっています。指跡や釉の掛け外しなどが所どころに見られ、腰にはヘラ跡が一条めぐります。見込には重焼きの際の目跡が残り、釉薬の抜けと見込には円状の釉溜りが表れます。高台は高さがありながらやや薄く、砂味を帯びたサクッとした土味が軽やかです。古格ある姿の中にも景色豊かで、使うほどに愛着が感じられる一碗です。黒塗り内箱の蓋表には「井戸脇 茶碗 みなの河」の銘が銀字形で表されています。