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ショーケース

ショーケース

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2019-09-03

織部八角火入

径7.5 高9.5 cm

織部焼は桃山時代末期の17世紀初頭に美濃地方で焼かれた焼物の一つで、香合や茶碗、水指などの茶道具から食器類に至るまで多くを生産しました。特に茶の湯においては千利休の高弟の古田織部の名前を冠していることからその好みを反映している型破りの造形や自由なデザインが喜ばれました。織部釉と呼ばれる銅緑釉と白釉を八角の胴の一面に掛分けながら縞模様を表しています。もともとは食器の向付として作られたもので、中でも見た目の良いものを火入などに用いました。縦筋に見せることでシャープな印象を与え、おおらかな八角が洒落た印象を与えます。薄作りの型物で成形されたもので、少し気の利いた莨盆と合わせて楽しみながら使用したいですね。