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ショーケース

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2019-05-11

古九谷躑躅ニ鮎図中皿

径22.8 高2.8 cm

古九谷は江戸時代初期に現在の石川県加賀市山中温泉付近(旧加賀国江沼郡九谷村)において焼造されたといわれており、大皿をはじめ、中皿、小皿などの皿類から徳利や猪口などの会席具をはじめ水指、香炉などの茶道具まで作られました。白磁の上に赤・青・黄・緑・紫色の五彩を用いているものは「色絵」古九谷と呼ばれます。中皿の余白を活かし、水草(苔)に群れる鮎の姿と岩上に咲く躑躅の花を絵画的に描いています。鮎の戯れる様はのどかでいて濃淡を使って描くことで水墨画のような雰囲気をしています。躑躅の赤色を活かすために、葉は黄・緑・紫に色付けされ、水の中の青が一層涼やかに感じられます。高台内には角福印が表され、周囲には梅花文が散らされます。