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ショーケース

ショーケース

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2019-04-03

独楽香合

胴径6.3 高4.3 cm

独楽は東南アジアより舶載されて茶の湯に取り入れられた道具の一つで、室町時代末期より渡来し、香合をはじめ盆や莨入に用いられました。同心円状の模様が特徴で、玩具の独楽に似たデザインをしていることからの名称です。蓋の上部には黄白色を帯びた漆が一条巡り、全体を引き締めています。黄色に加え、緑、黒の漆が巡り、茶味を帯びた漆は一部透け落ち着いた味わいをしています。轆轤で木地を挽き、抑揚の付けられた蓋は下部がふっくらと広がり魅力的な姿をしています。また摘みと呼ばれるポッチに加え、緩やかな段差が付けられるなど見所が多いのも嬉しいところです。手取りは軽く風炉の香合の定番として使いやすい一品です。