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ショーケース

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2019-02-05

宗和好 桐文蒔絵雪吹

径6.3 高6.0 cm

金森宗和(1584-1656)は岐阜高山城主の可重(ありしげ)の長男でしたが、事あって剃髪し近衛応山をはじめとする公家衆や前田利常、小堀遠州などの大名茶人とも交流を深め「姫宗和」と呼ばれる一つの茶風を起こしたことで知られています。京焼の祖とも仰がれる名工野々村仁清の指導を行ったことでも知られています。木地溜茶器の上下に面取りをし、合口には黒漆で帯を巡らしその上から桐文様の蒔絵を施しています。上下を逆さにしても姿形が変わらないところから、どちらを進んでいるかわからない吹雪にかけて「雪吹」と呼ばれます。溜塗りの下から透けて見える木目ははっきりとして、蒔絵のアクセントが上品でいかにも宗和好らしい姿をしています。