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ショーケース

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2019-02-05

南京赤絵火入

 

径10.3 高8.0 cm

南京赤絵は、明時代末期から清代初期の17世紀前半~後半にかけて、景徳鎮民窯で焼成されました。日本や西欧向けの輸出磁器として生産され多く持ち込まれました。五彩を用いた雅味のある絵付けが特徴で、本品は賢人が木の枝によりかかりくつろいでいる様子が伺えます。その枝には赤、緑、黄色に色付けられた花(実)が咲き、楼閣や山水図から蓬莱山が描かれているのでしょうか。胴紐と呼ばれる浮文が一条めぐり全体を引き締め、底には赤絵で「寶」印が表されます。吉祥の図柄が入ることで、火入がよりフォーマルな印象を与えます。広間の火入に用いるのに格調高くおめでたい定番の一品です。