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ショーケース

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2018-12-05

祥瑞徳利

 

 

胴径8.0  高21.2 cm

祥瑞は、中国の明時代末期に日本からの注文により中国江西省景徳鎮の民窯で焼かれました。同時代の古染付に比べ、精製された細かな素地や鮮やかな発色が特徴で当時の茶人の希望に応えて作られました。吉祥の文様を始め、山水、花鳥、動物、漢詩などが全体を埋め尽くす様に描かれます。胴はふっくらと縦に長く手に取りやすく、頸から口に向かって細く伸びています。白抜きで表された唐子に加え、蓮の花や唐草が鮮やかに発色し、頸部の漢詩の書かれた白地の帯が全体を引き締めています。図柄の楽しさに加え、お酒を注いだ時の柔らかな音までが心地よく耳に響いてきそうですね。御茶事の一献目の徳利としてこれ以上はない格式と華やかさを備えた贅沢な佳品です。