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ショーケース

ショーケース

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2018-11-07

色絵薩摩茶碗

 

口径12.5 高6.6 cm

色絵薩摩は、江戸時代の中期以後に鹿児島県にて焼成された色絵陶器で、白素地の上に金彩や赤・青・紫・緑色などで上絵付を施しています。悠々と羽ばたく鳳凰が尾をなびかせながら飛ぶ姿は吉祥文様の一つとして喜ばれました。中国では聖徳をそなえた天子の兆しとして現れる瑞鳥で、雄を「鳳(ほう)」、雌を「凰(おう)」と呼びます。周囲には菊と南天という代表的な画題の花を描き、余白には金彩の砂子を散し、天上の雰囲気を感じさせます。口縁には花文様を巡らし、上部に金線を用いることで引き締まった印象を与えます。口から高台にかけてすぼまり、小振な高台は単純でいてかわいらしいサイズになっています。