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ショーケース

ショーケース

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2018-04-07

金馬七角香合

 

径7.5 高3.3 cm

「金馬」は黒漆を塗った表面に小刀で文様を線彫し、その文様の上から赤色などの色漆を埋め込んだあとに研出し文様を表す技法で、タイやミャンマーなどの国で制作されました。香合や莨入、茶箱、盆などの道具が茶の湯の世界で大事にされ、現在まで伝わっています。日本には桃山~江戸時代を通じてもたらされ、多角形の奇数のものがよく見られ本品も七角の姿をしています。甲は中央が一段盛り上がる様に作られ、獅子と三羽の鳥が描かれ、どちらも南国から来たようなエキゾチックな姿をしています。風炉用の香合として、薄暗い中から炭斗より持ち出された赤色が目を引く印象的な佳品です。手に取ると、竹の籃胎が思ったよりも軽く、重厚な雰囲気に比べ、軽やかさを持っているのも意外性があって楽しいものです。