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ショーケース

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2018-04-07

無地刷毛目徳利

胴径10.8 高13.8 cm

「無地刷毛目(むじはけめ)」は朝鮮王朝時代の粉青沙器の種類名称のひとつで、15~16世紀に朝鮮半島にて焼成されました。「刷毛目」と同じ窯で焼かれたとされておりますが、素地に白泥を浸し掛けし、”刷毛のあとが無い”という事から称されます。同地の徳利は、「無地刷毛目」をはじめ「粉引」や「刷毛目」などの白泥を掛けたものや、象嵌で文様を施した「三島」など、素朴で優しい姿が茶人をふくめお酒をこよなく愛する方々より大事にされ、今に伝わってきました。白化粧の掛かった姿は純朴でいて、少し歪んだ口の傾斜が微笑ましく、なんとも愛らしい気持ちにさせてくれますね。また鉄分を含んだ灰色の素地が上部と高台周辺をのぞいて表れています。正面や高台には透明釉がかかり、うっすらと”なだれ”や釉溜りとなり、味わい深い焼き上がりになっています。