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ショーケース

ショーケース

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2018-03-05

古九谷鴛鴦図中皿

径22.0 高1.7 cm

古九谷は江戸時代初期に現在の石川県加賀市山中温泉付近(旧加賀国江沼郡九谷村)において焼造されたといわれており、大皿をはじめ、中皿、小皿などの皿類から徳利や猪口などの会席具をはじめ水指、香炉などの茶道具まで焼かれました。本品は「色絵古九谷」に分類され、赤・青・黄・緑・紫の五彩用いています。見込には椿と鴛鴦図の吉祥文様に加え、岩・雲・流水が描かれています。容易に温度管理の出来ない時代の釉薬の焼き上がりは、一つひとつ異なり、中でも本品はとても発色が良くまた色絵具の配置も絶妙です。縁の内側には赤釉で白抜きにより菱花文様、外側は緑釉唐草文に赤い雲文が散らばり、華やかでいながら見込の余白が効くことで全体を引き締めています。飾るのはもちろん、お皿としてこの上ない贅沢なひと時を感じてみるのもいいかもしれませんね。