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ショーケース

ショーケース

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2018-01-11

唐津糸巻香合

 

径8.0×7.0 高4.4 cm

唐津焼は、佐賀県西部および長崎県北部に於いて桃山時代より焼造された茶陶を代表する窯場で、香合をはじめ茶碗、水指、花入、大皿、壺、会席具などの優品を製作しました。本品は一見すると楼閣の屋根にも似たユニークな姿をしています。シンプルでいて素朴なこの姿は、上から見ると凧の糸巻きの姿をしております。蓋に付けられた摘みはハジキを付けただけの簡単なもので、四方に作られた長方形の蓋は角凧の姿を表しているようにも見えなくはないですね。こどもの遊び道具として、正月のイメージの強い凧ですが、美しさや滞空時間を競うことに加え、凧同士をぶつける、また相手の糸を切るなど勝利を競う合戦やそれにちなんだ子供の成長を願う行事としても親しまれています。内箱蓋表「糸巻き香合」の書付は遠州流8世小堀宗中のものとされています。