toggle

今月の茶花

今月の茶花

#
2021-06-01

6月の茶花2

▼花
紫陽花(あじさい)
河原撫子(かわらなでしこ)
松本仙翁(まつもとせんのう)
靫草(うつぼぐさ)
半夏生(はんげしょう)
蛍袋(ほたるぶくろ)
屋久島芒(やくしますすき)

▼花入
唐物二重輪口手付籠

今年は梅雨入りが全国的に早く、初夏の爽やかな気候を楽しむ時間がとても貴重に感じられました。水無月を迎えると日本列島は本格的な梅雨シーズン到来で、じめっとした気候の中にも瑞々しい茶花が見え楽しみな季節でもあります。「紫陽花」はこの季節にもっともふさわしい花材で公園や街路樹などの何気ない日常に溶け込んでおり、茶の湯では「七変化」とも記載され草創期より「ガクアジサイ」や「ヤマアジサイ」が用いられてきました。「蛍袋」はキキョウ科の多年草で姿形から「釣鐘草」、「灯籠花」とも呼ばれます。「松本仙翁」の強い赤色が効いており、「紫陽花」、「蛍袋」の清楚な白と合わせて鮮やかな色味が目の覚めるような清々しい気持ちにさせてくれます。