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今月の茶花

今月の茶花

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2019-10-04

10月の茶花2

▼花
上臈杜鵑草(じょうろうほととぎす)
野菊(のぎく)
藤袴(ふじばかま)
吾亦紅(われもこう)
水引(みずひき)

▼花入
和直斎作 尺八

「上臈杜鵑草」は、ユリ科の多年草で茎も葉も下がった状態で花を付け、花は開き過ぎず優雅な趣があります。細長い葉と花を交互に付け、賑やかで優美なところから女官を表す「上臈」の名前が付けられました。「吾亦紅」は茶花として馴染みの深い花で、根に芳香があることから「吾木香」とも書かれ漢方にも使用されます。細い茎の先に、渋い赤味の花が卵形につき、山野などに自生します。煤竹花入を向掛けに、「上臈杜鵑草」を中心として上部に秋草を種々入れました。下部に色合いの強みを持ってくることで安定感を出す様に心掛けました。