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今月の茶花

今月の茶花

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2019-02-01

2月の茶花

▼花
紅妙蓮寺(べにみょうれんじ)
雪柳(ゆきやなぎ)

▼花入
浅井宗兆作 輪無二重切

立春を迎えると、まだ寒気の居座る中にも暦の上では春を迎えた喜びからか、どこか清々しい気持ちになります。「紅妙蓮寺」は愛知地方の原産で上品な色合いをしており、古くは「明蓮寺」と称されました。一重中輪の椀咲きで、寒暖により花色が変わるためこの季節には特に紅色が濃く鮮やかに見えます。「雪柳」はバラ科の落葉低木で、花の白さを「雪」に、そよそよと風になびく姿を「柳」に例えて名付けられ、秋には紅葉したものが照葉として用いられます。ちらちらと小花をつけた「雪柳」が、「紅妙蓮寺」の赤色と映えてあたかも雪の中に現れた炎のような暖かみが感じられます。