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今月の茶花

今月の茶花

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2018-07-31

8月の茶花2

▼花
秋海棠(しゅうかいどう)
桔梗(ききょう)
縞葦(しまよし)

▼花入
瀬戸徳利形

8月に入り、立秋を迎えると、まだまだ暑さの残る中にも少しでも秋を見つけたいものです。「秋海棠」は、花の色が「カイドウ」の木に似ていて、秋に咲くことから呼ばれます。中国の原産で、寛永年間頃に渡来し、栽培されてきました。紅色の小振りな花をつけ、大振りで鋸歯のある葉が互生して、みずみずしさと力強さを感じさせます。「桔梗」は秋の七草のひとつとして数えられ、星型の楚々とした花を咲かせ風炉に時期には多用されます。日本在来の品種で、『万葉集』にあげられる「アサガホ」とは今の「桔梗」の事を指します。また名前の漢字がおめでたいことから、縁起の良い花としても喜ばれます。徳利形の花入は優しく落ち着いた姿ですので、明るい花材を選び「縞葦」は涼しさを感じるように動きをつけました。