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今月の茶花

今月の茶花

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2018-02-05

2月の茶花2

▼花
八つ手花笠(やつではながさ)
鶯神楽(うぐいすかぐら)

▼花入
朝鮮唐津耳付 中里太郎右衛門作

「八つ手花笠」はキンポウゲ科の多年草で「雪起(ゆきおこし)、また「クリスマスローズ」とも称されます。バラに似た花をややうつむき加減に付け、どことなく奥ゆかしい雰囲気を感じさせます。薄い花びらは軽やかでいながら瑞々しさのある枝は、冬の寒さに耐える様子にも、春を告げる柔らかな姿にも見えます。「鶯神楽」は、鶯がなく頃に花を咲かす事から名付けられたと云われ、「鶯の木(うぐいすのき)」とも呼ばれます。茶席では冬の時期の固い芽を付けたものから、春先にラッパ状の花を開かせた賑やかな姿としても使用されます。その花の名前を聞くだけで、春を告げる鳥の「ウグイス」を連想させ、春を待ちわびる楽しみが広がりますね。