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過去の茶花

過去の茶花

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2021-11-01

11月の茶花

▼花
白玉(しらたま)
灯台躑躅(どうだんつつじ)

▼花入
砂張鶴首

11月は炉開きや新茶の入った茶壺の口切など茶人の正月と呼ばれる大切な行事が毎年変わらずに粛々と行われます。茶席の室礼も風炉から炉へとがらりと雰囲気を変え、茶花も草花から枝ものへと移り変わります。この時節には「白玉」などの白椿を使うことが多く、紅葉した「灯台躑躅」を添え紅白としました。「灯台躑躅」はツツジ科の落葉低木で初夏にはチラチラとした花を楽しみ、秋には照葉として用いられます。枝の形が三叉に分かれ、「結び灯台」の足のような姿をしていることからです。また中国の故事により霊薬が木にかかって満天の星のように輝いたことから「満天星(躑躅)」とも表されます。