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過去の茶花

過去の茶花

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2021-10-01

10月の茶花2

▼花
上臈杜鵑草(じょうろうほととぎす)
藍(あい)
杜鵑草(ほととぎす)
藤袴(ふじばかま)
野菊(のぎく)
吾亦紅(われもこう)
水引(みずひき)

▼花入
大森竹友斎 竹組耳付籠

「上臈杜鵑草」はユリ科の多年草で山中の崖から垂れ下がって生育します。黄色い花を下向きにつけ優雅な趣きをしていることから高級女官である「上臈」を冠した名前が付けられました。「藍」はタデ科の一年草で古くから染料を採るために栽培された一種で「犬蓼」に似た花穂を観賞します。「水引」は美しさを生かすように丈高く、「藤袴」、「吾亦紅」は「水引」を引き立てるために中間に用いています。小振りな耳付籠なので「上臈杜鵑草」は花の開いていない上品な姿を残しました。籠花入の落ち着いた黒茶色が「上臈杜鵑草」の背景となり一層色合いを引き立ててくれます。