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過去の茶花

過去の茶花

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2021-09-01

9月の茶花

▼花
秋海棠(しゅうかいどう)
野菊(のぎく)
大毛蓼(おおけたで)
杜鵑草(ほととぎす)
吾亦紅(われもこう)
金水引(きんみずひき)
藤袴(ふじばかま)
水引(みずひき)
屋久島芒(やくしますすき)

▼花入
本江和直斎 竹組手付籠

「秋海棠」はもとは中国原産で日本には寛永年間に渡来したとされ観賞用として栽培されてきました。鋸歯のある大振りな葉とチラチラとした可憐な花が特徴的で、野性味と上品さを兼ね備え籠花入との相性が良いように感じます。「杜鵑草」はユリ科で花被片の斑点が野鳥のホトトギスの胸の模様に似ており、直立または垂れ下がりここでは蕾の状態のものを用いています。緻密に編まれた菱小紋の籠花入はきっちりとした印象を与えるので9種の茶花をたっぷりと入れました。手付きは繊細な四角形の姿となり、なるべく手の内に収まるように心掛けました。賑やかさを演出するように「屋久島芒」と「水引」を添えています。