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過去の茶花

過去の茶花

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2021-07-01

7月の茶花2

▼花
下野(しもつけ)
松明草(たいまつそう)
蛍袋(ほたるぶくろ)
半夏生(はんげしょう)
屋久島芒(やくしますすき)

▼花入
釋永維 唐銅立鼓透

立鼓形の涼し気な花器に色とりどりのの草花を5種入れてみました。金属ではありますが薄く作られたなかに泡文の様な透しが入ることで、全体が籠花入のような軽やかな印象になります。色味の強い「下野」を根元にすることで全体が引き締まった印象になります。「下野」は「小手毬」や「雪柳」と同じバラ科で、チラチラした淡紅色の花をつけた優しい姿をしています。「蛍袋」は花の中に蛍を入れて遊んでいたともいわれ、「提灯花」との方言もあり夏を思わせるユニークな名称です。「半夏生」は夏至から小暑まで(暦の半夏生)に花を咲かせる、また半分が白粉を塗ったように白くなることから「半化粧」とも呼び、夏草の命名は遊び心のオンパレードなのだと感心してしまいますね。