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過去の茶花

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2021-02-24

3月の茶花2

▼花
一休(いっきゅう)
黒文字(くろもじ)

▼花入
青磁玉壷春

「一休」は細く締まった端正な姿の一重筒咲きで、開いても品の良い形を崩さずここでは咲き始めのものを用いました。先細りの雄しべと小振りな葉がよく調和した九州・久留米産の名花として知られています。大振りな青磁花入に合わせたため姿の良い5枚の葉を残しています。「黒文字」はクスノキ科の落葉低木で、淡黄緑色の花が新葉とともに枝先に付く姿には風情があります。その名の通り幹には香りがあり菓子楊枝の代名詞ともなっています。樹皮にある黒斑を文字になぞらえたことからの名称で、葉や種子からはクロモジ油が採取されます。