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過去の茶花

過去の茶花

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2021-02-01

2月の茶花

▼花
加茂本阿弥(かもほんなみ)
日向水木(ひゅうがみずき)

▼花入
古銅尊式

2月頃は一年の中でも最も寒さが厳しさを増し、茶席には凛とした空気が漂います。また立春を迎えたことで春に向かっていく期待とともに生命の逞しさを感じ取ることが出来ます。大きく丸い蕾の先からシベを出す「加茂本阿弥」は、花や葉が重厚で気品のある姿が特徴です。中京・尾張地方では「窓の月」と称される一重、椀咲きで古くから茶人に愛されてきました。「土佐水木」や「高野水木」と同じマンサク科の仲間の「日向水木」は、小振りな花序を付け早春を告げるように咲くと云われます。ここでは黄緑色にほころんだ愛らしいものを用い、葉振りの良い「加茂本阿弥」に合わせました。口の広い花入には水をたっぷり張ることでより一層清々しさを感じることが出来ます。