toggle

過去の茶花

過去の茶花

#
2020-12-01

12月の茶花

▼花
白玉(しらたま)
木豇豆(きささげ)

▼花入
小堀宗中作 竹二重切

師走を迎えるとゆく年くる年の気忙しさの中にもほっと一息つける、歳暮ならではの茶の湯を楽しみます。様々なものに翻弄された一年ではありましたが、心静かに落ち着いて通常の茶の湯のありがたみを感じた年でもありました。二重切は向掛けにすると間延びするので、似た色合いと寸法の木豇豆を合わせ一体感を出しています。「木豇豆」は「大角豆」に似た細長い実を垂らして付け、枯れたものを師走の茶花に用います。また桐に似たような葉を付けるところから「河原桐」とも称されます。「白玉」の清らかな瑞々しさと侘びた姿の「木豇豆」を合わせることで、厳しい冬の寒さの中にも生命力を感じ取ることができます。