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過去の茶花

過去の茶花

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2020-10-01

10月の茶花2

▼花
浜菊(はまぎく)
磯菊(いそぎく)
藤袴(ふじばかま)
杜鵑草(ほととぎす)
吾亦紅(われもこう)
蓼(たで)
芒(すすき)

▼花入
和直斎作 竹組手付籠

「浜菊」はキク科の多年草で、海岸に自生し上に向かって吹き上がる様子から「吹上菊」としても親しまれています。低木状の姿が群生して咲き、大振りの花に厚く鋸歯のある葉が特徴です。籠花入はもちろん真の花入などにも使用できるため、これからの季節には重宝されます。「磯菊」はキク科で茎に群がって花弁のない黄色い花を沢山つけ磯に自生する姿は「浜菊」に似た趣きがあります。「杜鵑草」はユリ科の多年草で、紫の斑が野鳥の時鳥の胸の斑点に似ているところから呼ばれるようになりました。茶花の定番として多様な品種があり、いずれも侘びた姿には茶趣の深いものがあります。「吾亦紅」は、赤黒い花穂が添えとして活躍してくれ、根には芳香があることから「吾木香」とも表されます。