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過去の茶花

過去の茶花

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2020-08-03

8月の茶花2

▼花
蝦夷透百合(えぞすかしゆり)
桔梗(ききょう)
虎の尾(とらのお)
紫錦唐松(しきんからまつ)
矢車草(やぐるまそう)
水引(みずひき)
矢筈芒(やはずすすき)

▼花入
七宝繋輪組手付籠

「蝦夷透百合」は蝦夷に生育する「透百合」のことで、シベリアや中国の原産でしたが北海道から本州へと移り「透百合」へと分化したと云われています。橙黄色に紫色の斑点が入った花を上向きに咲かせ、ここでは開く前の小振りなものを用いています。「紫錦唐松」は、キンポウゲ科の細い茎に「唐松草」に似た紫色の小さな花を付けます。「水引」は上から見ると赤く、下から白く見えることから熨斗の水引に例えられ、添えの茶花の代表格として活躍します。「桔梗」や「蝦夷透百合」などの整った姿の花に動きのある「虎の尾」を添え、野趣ある風情と華奢に編まれた輪組手付籠がバランスよく収まりました。