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過去の茶花

過去の茶花

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2020-02-01

2月の茶花

▼花
春風(しゅんぷう)
鶯神楽(うぐいすかぐら)

▼花入
青磁玉壺春

「春風」は、淡桃色の一重咲きの小輪で、ほんのりとした甘い香りがするのが特徴です。開くと香りのするものを「匂い椿」と称し、小振りで優しい花色のものが多く清楚な姿が喜ばれます。「鶯神楽」は、スイカズラ科で枝先にラッパ状の花を付け、淡紅色のものと白花のものがあります。鶯がなく頃に花を咲かせる事から「鶯の木(うぐいすのき)」とも称され、茶席では寒い時期の固い芽から、春先に花を咲かせたものまで使用されます。春風の香りに乗って、今にも鶯の鳴き声が聞こえてきそうな雅やかな席中のひと時が感じられます。また青磁の玉壺春に入ることでお酒を連想させ、赤味をおびた「春風」が微笑ましく見えますね。